あなたが勤めていらっしゃる会社の社員さんの初任給はいくらですか?
一般的には、21万6600円(令和6年)という金額が上がっているようです。
上を見ればキリがありませんが、下を見ても目が点になるくらい薄給の会社もあります。そんな状況の中、なんとユニクロが初任給33万超えを発表しました。
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ユニクロ 初任給33万円超え?!
ユニクロだけではなく、大手の金融機関なども相次いで初任給が上がってきているようです。
なぜ?
人材確保と言いますが…
三井住友銀行は2026年4月入行する新卒の社員の初任給は、30万円!
先のファーストリテイリング(ユニクロを展開)は、今年(2025年)の春の新卒社員の初任給は33万円に決定(年収500万円超え)したということです。
ファーストリテイリングの新卒初任給は?
ファーストリテイリングは2023年3月から国内の正社員の給与を改定しましたね。下がった?上がった?気になるところですが、もちろん上がりました。
正社員全員の給料が上がったのです。とりわけ、新人の店長の月収については39万円から41万円のUPに、年収は約730万円になるそうです。
素晴らしいですね!上がり方が!新卒社員の初任給は25.5万円だったのが30万円に上がったのです。
給料が上がったところで、仕事の内容はハードになったのでしょうか?
仕事の内容が給料水準がUPする前と同じであれば、すごいことですよね?
給料がUPしたら仕事の内容もハードになる?
ファーストリテイリングは、店舗の管理や運営、顧客へのサービスですぐれた業績が求められるので、仕事がキツくなる可能性が高くなるようです。
また、成長とスキルアップの機会が得られる一方で、自分の判断で仕事を進めることが求められます。
ので、自己管理能力や責任感が注目されるでしょう。
ごらんのように、給料UPは従業員にとって魅力がありますが、同時に仕事の内容や期待度が厳しくなる場合があるので、労働環境は実質、従業員の口コミや感想を目安にすることが大事ですよね。
従業員の実際の声
ファーストリテイリングは、とりわけIT部門や管理職も仕事がハードになっているようです。
実際そういう声が多く、IT関連の従業員であるAさんは、仕事がややこしくて、即時対応の業務が多く、大事な課題にじっくり向かう時間がないと話しています。
こういった状況が続くことで、システムの品質が低下したりトラブルの原因となっているそうです。
また、役員の意見が何よりも決定的で、現場の声が届きにくい環境も問題視されています。
さらに、休日の申請自体はできたとしても、実際には休日がとても少なくて、夏休みや冬休みは全く取れないことが多いという声が聞かれます。
こうした背景が、従業員の離職を招く原因となっているようです。