ゆっくり動画というジャンルがあるのをご存じでしょうか?
ゆっくり動画とは、キャラクターが表情だけ変化し、機械音声で喋る(実況する)といったような作りの動画です。
棒読みの機械音、ゆっくり動画のように1頭身のキャラクターが登場しているものはみんな「ゆっくり動画」のジャンルです。
一般的には一部の人にしか分からない動画かもしれませんが、たくさんの方がおんなじキャラクターを活用しているので10歳以下のお子さんから、40代以上の方まで幅広く知られているようです。
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目次
ゆっくり動画の剥奪が相次ぐ原因とは?
「ゆっくり」とは、簡単に説明すると、キャラクターに機械音声で話させる手法のことです。特にゲーム実況や解説動画で頻繁に使用されています。この方法は、「YouTubeで自分の顔や声を公開したくない」という人たちにとっては、理想的な選択肢でした。しかし、最近の状況を見ると、変化が見られます。
TwitterやYouTubeで少し調べてみると、「収益化が停止された」「活動を停止する」といった、ゆっくりチャンネルの運営者たちからの悲痛な声が多く聞かれるようになっています。
結論から申し上げると、ゆっくり実況や解説の動画で収益化が取り消される主な理由は「ゆっくり音声」に関連しているようです。
収益化を維持するための一つの方法として、ゆっくりボイスをVOICEROIDや生声に変更することが良いのでは?と思います。これは、まだこれらのツールを使用していない方々に特に有効です。収益化が取り消されたケースを調査したところ、以下の点が共通していました。
- 収益化が取り消されたケースでは「コンテンツの繰り返し」が一般的な原因でした。
- ゆっくりの立ち絵を使用していない場合でも、収益化が取り消されることがあります。
- VOICEROIDや生声を併用している場合、収益化が取り消されるリスクは低くなります。
これらの共通点から、収益化取り消しの主な原因として「ゆっくり音声」が考えられます。生声では同じ単語を使用しても、音の大きさや高さが自然に変わるため、コンテンツの繰り返しと判断されにくいです。しかし、ゆっくり音声では音声が一定であるため、繰り返しと見なされやすいのです。
したがって、収益化取り消しを避けるためには、ゆっくり音声に生声やVOICEROIDを組み合わせることが有効な対策となります。
YouTube収益化の剥奪が相次ぐゆっくり動画のこれからを解説!
つまりYouTubeがテキストスクロール型の動画を消そうとしてゆっくり解説動画までが害を被っているようなんです。テキストスクロールというのは、常に芸能人の不祥事とか特ダネをテキスト(文字)でアップしている動画。
主婦や中年以降の女性たちに人気があります。そんなテキストスクロールの動画をYouTubeはどうして排除しようとしてるのでしょう?
それは、テキストスクロールの動画を見る限りでは分かりますが、ほとんどの動画はブログやニュースサイトからコンテンツをコピペしていることがその理由だそうです。
これは著作権的に規定外でしょう。
引用や参考にする程度でなら良いかもしれませんが、全部コピペでは…。
日を追うごとに多くなるテキストスクロールの動画を、ついに、YouTubeも排除しようと乗り出したようです。
グーグルアドセンスのポリシーで禁じられているコンテンツのオート生成や、再生の意味もなさないようなコンテンツに対して規制を強めたということですねー。
規制を強くしても誰がその規制に則って判断するのでしょうか?
ハイ。それは、AIなんですヨー。
映像の動きや顔認証、音声などのメタデータを集め、判断を行っていると言います。
そんなAIの判断で、ゆっくり解説も巻き込まれたというのが実情のようで…。
AIに判断されて収益化が剥奪されると、ナント!30日間は再申請ができないそうです。
動画で生計を立てている人としては死活問題です。
YouTubeが手を打ってくれるのなら良いのですが、実際問題として AI、アルゴリズムへの善後策はそれぞれ個々人で行うしか解決策はないようです。
YouTube収益化 ゆっくり動画これからの対策とは?
では、実際どんな対策を採れば良いのでしょう?
解決策は3つあります。
とはいえ、これらの対策は実は慰め程度でしかなく…。
というのも、どんなに対策を講じてもYouTubeの「さじ加減一つで如何様にもなってしまう」からです。
しかし、しないよりはマシといったところで…。では、その解決策ですが。
1.背景を動かす
背景を動画にすることでアルゴリズムが判断し辛くなるからです。
ウィークポイントとしてはテキストが見にくくなること。
テキストの色など、編集にちょっと知恵を絞ることが大切ですね。
2.キャラクターを数多く揃える
色々なキャラクターを使ったり、オリジナルの立ち絵を使うことでコンテンツの重複など誤認を避ける。
3.タイトル・サムネール・説明欄の工夫をする
タイトルはキャッチしやすく、サムネは人目を惹くようにしましょう。
説明欄はオリジナリティを押し出しましょう。
基本的なことですが、アルゴリズムがもしタイトルやサムネ、説明欄のメタ情報も集めているとしたら、これらを工夫することも一つの対策になるはずです。
手を変え品変えしてもダメなときはダメですが…。
YouTubeがどういった風に反応するか、これから注視といったところでしょうか?
そう言えば、ゆっくり動画やテキストスクロールの動画以外にもアニメの動画や画像スライド型の動画も剥奪されているようですね。
YouTubeはコンテンツに独創性を期待しているというものの、これでは主客転倒かも?
独自で作ってるアニメなんか制作に莫大な時間がかかるからです。
そのようなコンテンツが冷たくあしらわれる制作者としてはこれ以上痛ましいことはありません。
まとめ
YouTube収益化の剥奪が次々と行われている昨今。
存在価値が問われているというテキストスクロールの動画を排除する意図の下、ゆっくり動画まで被害を被ってしまったというのが実情のようです。
実際、判断を下すのは、AIや google のアルゴリズムのようですが、今後の対策としては、以下の3つのポイントがあります。
2.キャラクターを数多く揃える
3.タイトル・サムネール・説明欄の工夫をする
ただ、やはり最終的にはgoogleのさじ加減によるでしょうが、諦めずに工夫を凝らしてゆっくり動画を見守っていきましょう!
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強引にお勧めはしませんが、ランディングページを読まれるだけでも、実はかなり勉強になるようですヨ(^_-)-☆