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「南海トラフあと何年でくる？」そう言われだしてから、いったい何年たつでしょう？
いいかげん、イヤになってきますよね？
筆者の場合は、地震の準備を充分ににはしていないので、ため息が出るほどイヤになってきます。正確に言うと、一応は地震の準備、しているのですが、10年以上も前にトランクに詰め込んだままの状態なので、衣服も時代遅れ、保存食や水もとっくに賞味期限どころか消費期限も過ぎている状態です。
しっかりと地震の準備をされている方は、筆者のような無防備な状態に「なんとルーズな！」と思われるかもしれませんね？
さて「南海トラフあと何年でくる？」とても気になる課題です。また、南海トラフが起きたら一番危ない県はどこ？先ごろ活発な和歌山地震との関連はあるの？これらもたいへん気になるところです。
そこで、今回は考えられる可能性をリサーチしてみましたので、お伝えいたします☆彡
目次
南海トラフあと何年でくる？
出典：ウェザーニュース
南海トラフ地震は、2030年代に起こる可能性が高いとされています。具体的には、2030年から2040年の間、特に2035年の前後に発生するかもしれないということです。この予測は、過去の地震のデータや地質学の研究に基づいているそうです。
日本の地震調査委員会によると、南海トラフで大きな地震が起こる確率は、今後30年の間に70〜80%くらい。これは、1946年に起こった昭和南海地震から約80年が経っているため、次の地震が近づいているという警告です。
もし南海トラフ地震が起きると、その影響は広い範囲に及び、特に経済の中心である太平洋ベルト地帯が大きな被害を受けると予想されています。被害の総額は220兆円を超え、犠牲者は32万人以上になるとも考えられています。
このように、南海トラフ地震は非常に危険な脅威であり、これからの数年間でしっかりと備えることが大切ですね。とは思うのですが手、日々の雑事に追われて、と自分自身に言いわけしてしまう筆者です。
南海トラフ地震が起こった場合、どのような被害が考えられる？！
上記をまとめますと、以下のようになります。
人的被害: この地震が起きると、最悪の場合、死者が32万人を超える可能性があるということです。これは、強い揺れや10メートル以上の大きな津波が太平洋沿岸を襲うからだそうです。
経済的影響: 経済的な被害は220兆円を超えると予想されています。特に、経済の中心である太平洋ベルト地帯が大きな影響を受けるでしょう。
震度と津波の高さ: 地震が起きると、静岡県から宮崎県の一部で震度7という強い揺れが予想され、関東地方から九州地方にかけて10メートルを超える大津波が来るかもしれません。
建物被害: 建物が倒れることでの被害も深刻です。特に木造の家が多い地域では、倒れた家の中にいる人が大けがをしたり、命を失ったりする危険があります。
これらの情報を知ることで、南海トラフ地震がどれほど危険か理解し、正しい防災対策を考えることが大切です。特に、事前に避難の計画を立てたり、防災訓練を行ったりすることが求められています。
南海トラフ地震によって影響を受けやすい地域
繰り返しになりますが、以下もごらんください。
静岡県から宮崎県の沿岸地域: この地域では、震度7というとても強い揺れが予想されていて、特に津波の影響が大きいです。関東地方から九州地方にかけて、10メートルを超える大きな津波が来るかもしれません。
太平洋ベルト地帯: この地域は日本の経済活動の中心で、南海トラフ地震による経済的な影響が特に大きいと考えられています。被害総額は220兆円を超える可能性があり、人的被害も32万人以上になると予測されています。
内陸部: 本州の内陸や日本海側でも震度4から震度6の揺れが予想されており、広い範囲で大きな被害が考えられています。
これらの地域は、過去の地震や津波の影響を考えると特に注意が必要です。事前に避難計画を立てたり、防災訓練を行ったりすることが大切です。
南海トラフが起こる確率はどれくらい？
発生確率: 南海トラフ沿いでは、マグニチュード8から9の大きな地震が今後30年以内に70%から80%の確率で起こるとされています。
具体的な数値: 2020年1月24日の時点で、南海トラフ地震が30年以内に起こる確率は70%から80%とされており、特に南海地震（M8.4）の発生確率は60%とされています。
過去のデータ: 南海トラフでは、過去1400年間に約90〜150年ごとに大きな地震が発生してきました。1944年の昭和東南海地震や1946年の昭和南海地震から約75年が経過しているため、次の大地震が近づいている可能性が高いと考えられています。
一番危ない県は？
出典：愛知県
南海トラフ地震で最も危険とされる県は愛知県だそうです。
ここでは、地震による被害の想定が全国で最も高いとされています。
具体的には、南海トラフ巨大地震が起こると、愛知県では最大で38万8,000棟の建物が全壊する可能性があり、死者数は約2万3,000人に達すると予測されています。また、直接的な被害額は30兆7,000億円に上るとされています。
さらに、愛知県は液状化現象のリスクも高いそうです。特に名古屋市周辺では、過去の地震で液状化による被害が多く報告されていると言います。液状化が起きやすい地盤条件が整っているため、南海トラフ地震の際には特に注意が必要と言われています。
このように、愛知県は南海トラフ地震による被害の大きさから、最も危険な地域とされているようです。
南海トラフ地震の影響を受けやすい他の県
静岡県: 最大震度7が予想されており、死者数は約10万9,000人とされています。また、津波の高さも10メートルを超える可能性があります。
和歌山県: 死者数は約8万人と予測されており、津波の影響を受けやすい地域です。
高知県: 死者数は約4万9,000人と見込まれており、津波の影響も考慮する必要があります。
三重県: 死者数は約4万3,000人とされ、津波による被害も懸念されています。
愛知県: すでに述べましたように、全壊する建物の数や直接的な被害額が非常に高いため、影響を受けやすい地域です。
和歌山地震との関連は？
画像
出典：
和歌山地震と南海トラフ地震の関連性は、地震学的に非常に重要だそうです。
和歌山県は南海トラフに近く、過去の地震活動や将来の地震リスクにおいて両者の関係が注目されています。
和歌山県では、2024年10月23日に北部を震源とする一連の地震が発生しました。
特に、午前7時8分にマグニチュード4の地震があり、和歌山市と紀の川市で震度3を観測しました。その後、午前中に同じ地域で震度1以上を観測する地震が5回続きました。これらの地震は震源が浅いため、近隣地域では揺れを強く感じることがあります。
和歌山県は南海トラフ沿いに位置しており、過去には大規模な地震や津波の被害を受けてきました。
特に南海トラフ地震は約100〜150年ごとに発生しており、和歌山県内でも大きな影響を及ぼす可能性があります。最近の地震活動は和歌山市付近で活発で、ほとんどがM5程度以下の中小規模ですが、局所的に被害が出ることもあります。
また、和歌山県内では歴史的にも多くの地震が記録されており、1946年の南海地震（M8.0）や1944年の東南海地震（M7.9）などが知られています。これらの地震は強い揺れと津波を伴い、大きな被害をもたらしたそうです。
最近の地震活動については、気象台が「数年に1回くらい」の頻度で見られる現象と説明しており、今後も注意が必要です。
和歌山県で発生する地震は、主に南海トラフ沿いのプレート境界で起こる大規模な地震と関連していると言われています。
南海トラフは、駿河湾から九州沖まで続く海溝で、約100年～150年ごとに大規模な地震が繰り返し発生しています。
特に、南海トラフ巨大地震（マグニチュード9.1）や東海・東南海・南海の3連動地震（マグニチュード8.7）が想定されており、これらが同時に発生する可能性もあります。
2021年12月に和歌山県で発生した最大震度5弱の地震は、南海トラフ巨大地震の想定震源域の周辺で起こりました。
この地震はプレート境界ではなく、陸側のプレート内部で発生したため、直接的な影響は少ないとされていますが、依然として南海トラフとの関連性が心配されました。専門家によると、このような内陸の地震も将来的な大規模地震につながる可能性があるため、注意が必要だそうです。
また、先にもお伝えしましたが、和歌山県では過去にも多くの被害を伴う地震が記録されています。
例えば、1946年の南海地震（M8.0）では、県内全域で強い揺れが観測され、その後津波による被害も発生しています。このように、和歌山県は南海トラフ沿いの大規模地震による影響を受けやすい地域です。
さらに、気象庁は最近「南海トラフ地震臨時情報」を発表し、今後の大規模地震の可能性が高まっていることを警告しています。この情報は和歌山県を含む近畿地方全体に影響を及ぼす可能性があるため、地域住民には備えを再確認するよう呼びかけています。
総じて、和歌山地震と南海トラフ地震は密接に関連しており、和歌山県はその影響を強く受ける地域です。今後もこの地域での地震活動には注意が必要であり、防災対策を講じることが重要と言われています。
最後までおつきあいくださり、ありがとうございます☆彡
