出典:ORICON NEWS
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筆者の中越典子さんのイメージは必ずしもあの美しさに見合う凛とした女優ではありません。
と言いますのも、かつて、そう…10年以上も前になりますか、俳優の生瀬勝久さんたちと一緒にとんでもなく超喜劇にコメディアンとして出演されていたからです。
もちろんその美しさは変わらず、当時から魅力的な女優さんでしたが、なんとコメディアンよろしく他のメンバーの方たちと一緒にドラマをやっていらっしゃったのです。
筆者の中越典子さんへのイメージはその程度のモノでしたが、その後も決して前面にでることもなく、しかしながら女優として忘れ去られた存在になられることもなく、今も健在です。
そんな、中越典子さんの「声枯れ」が、昨今話題となっています。筆者を含めたくさんのファンの方々や視聴者の間で心配の声が上がっています。
声枯れは、特に女性だと、いわゆる「酒焼け」として、つまりアルコールをたくさん飲み続けることで声が枯れてしまう、といったことで片づけられることが多い中、彼女の場合は、「どうしてしまったのかしら?」と、心配の声が挙がっているのです。
この記事では、一体なぜ彼女の声が変化したのか、その背景や本人の思いに迫ります。
読めば、彼女がどんな思いで声と向き合い、どのように女優業を続けているのかが理解でき、さらにファンとしての安心や納得も得られる内容です。
目次
声枯れにまつわるお話し
どこから見ても「中越典子さん=きれいな声」というイメージが多くの人にありますよね。ですが、最近ドラマや舞台などで彼女の声の変化に気付く人が相次ぎ、「病気?」「役作り?」といった憶測が飛び交っています。
実際、2019年のドラマ『ラジエーションハウス』出演時から「声がかすれている」と話題になり、SNSでも「いきなり声が低くなったけど大丈夫?」との投稿や、ファンの心配の声が見受けられました。
それでも筆者は、やっぱり「酒焼け?」などと思っていましたが…
世間の皆さんは、違っていました。
声枯れの真相と中越典子の本音
調べていくと、中越典子さんは子どもの頃から喘息を患っており、現在も吸入薬による治療を続けていることがわかりました。
喘息が悪化すると声帯にも負担がかかり、声が枯れたりかすれたりすることがあるのです。東京に上京後も、風邪の際などに症状が再発したこともあったそうです。
喘息で気管が狭くなって苦しむのを防ぐために、ステロイドを1日1回吸入することで気管を広くしやすくする薬がありますが、そうしたステロイドの吸入を続けると確かに、声が太くなる、声が枯れるといったことを聞いたことがあります。
中越典子さんも喘息の吸入薬を続けて声枯れを起こしてしまったのでしょうか?
また、彼女は2018年に第二子を出産した直後の2019年春にテレビ出演しており、体調やホルモンバランスの変化、育児のストレスが声枯れの一因になったと考えられているようです。
彼女は「朝から子供達に怒鳴って声がガラガラ」と語るエピソードもあり、母としての忙しさや苦労も影響している様子です。
さらには、役作りや女優という職業柄、声帯を酷使することもあるでしょう。そうしたことが重なり、ここ数年で声の変化が顕著になったのかもしれません。
最近出演したNHKドラマ『ブギウギ』でも「声の枯れた感じがリアルで素晴らしい」と演技が高く評価される一方、本人にとっても声は大切な表現手段。持病と付き合いながらも女優として努力を重ねている姿がうかがえます。
では、現在の中越典子さんの声の状態ってどのようになっているのかしら?枯れたまま?それも魅力なんですけどねー。
ご本人としては辛いかも…ですが。
そこで、中越典子さんの現在の声の状態をまとめてみました☆彡
中越典子の現在の声・喉の改善状況
声・喉の状態はどう変化したの?
2019年頃、ドラマ出演時に「声がかすれている」との声が上がり、喘息や育児による体調変化が指摘されていました。
2023年以降のテレビ出演やドラマ(「特捜9」レギュラー、「ブギウギ」など)では、以前ほどの声のかすれが目立たなくなり、発声の安定感が戻ってきている様子が報告されています。
具体的な改善要因
継続的な治療とセルフケア
中越典子さんは、子どもの頃から喘息治療を継続し、大人になった現在も吸入薬による治療を続けていると語っています。これにより呼吸器に対する慢性的な炎症や発作のコントロールができているため、声枯れの症状が軽減されていると考えられます。
生活リズムと活動ペースの調整
近年は女優業と家庭を両立しながらも、自身の健康や生活バランスに配慮し、無理のないスケジュールで活動していることも、声や喉の状態安定に寄与しているとみられています。
声帯への負担軽減への工夫
声の出し方、ウォームアップや声帯の酷使を避ける工夫、そして日常的な乾燥対策なども予防策として意識されています。
現在の出演作での声の印象
2024年放送のNHKドラマ「ブギウギ」では、役柄として年齢以上の人物を演じるため声に深みや弱さを表現していましたが、これはあくまで演技上の工夫であり、体調による声枯れとは明確に区別されています。
最近のテレビドラマやイベント出演で「声の状態が悪化している」といった視聴者の指摘はほとんど見られないということです。総じて回復・安定傾向にあると言えるでしょう。
全体的に見て、中越典子さんは持病である喘息と上手に付き合いながら、声や喉のケアを続けることで、声の状態を改善・安定させている現在の姿がうかがえます。
まとめ
中越典子さんの声枯れは、喘息という持病と出産・育児というライフステージの変化、さらに女優ならではの声の酷使が重なった結果であるという見方が強いです。
彼女は、「声も私の一部」と受け入れつつ、新たな魅力を発揮し続けています。
そうですね、あの美しいお顔にむしろ枯れた声、アンバランスなのにむしろそれが彼女の新たな魅力となっているのかもしれません。
今後も体調と向き合いながら、その唯一無二の声で多くの人を魅了し続けることでしょう。ファンも、声の変化を“女優としての勲章”として温かく見守っていきたいですね。