出典：NEWSポストセブン
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人気声優として多くのファンから支持されている高野麻里佳さん。
2022年に適応障害を公表し活動を制限していた彼女が、徐々に声優活動に復帰して以来、その回復ぶりに注目が集まっています。
「ウマ娘 プリティーダービー」のサイレンス スズカ役や「お兄ちゃんはおしまい！」の緒山まひろ役など、数々の人気キャラクターを演じてきた高野さんですが、2023年には適応障害に加えてうつ病も患っていることを告白しました。
そんな彼女の現在の状況と回復の道のりを、ファンの皆さんにお届けします。
目次
高野麻里佳が声優に復帰して久しい
出典：アニメイトタイムズ
高野麻里佳さんは2022年11月1日に「適応障害」と診断されたことを受け、治療を優先するため活動を制限することを所属事務所の青二プロダクションが発表しました。
この発表を受け、一部のイベントや仕事を休止することになったのです。
その後、徐々に活動を再開し、大きな復帰の場となったのが2024年2月4日に開催された「ウマ娘 プリティーダービー 5th EVENT ARENA TOUR GO BEYOND -YELL-」。
この東京・有明アリーナでのライブイベントに、高野さんはサイレンススズカ役としてサプライズ登場を果たしました。
2021年8月に行われた3rdライブ以来、約2年半ぶりのライブ出演となり、会場では「おかえり！」という声が多数上がる感動的な場面となりました。
ライブでは和氣あず未さん（スペシャルウィーク役）と共に「Precious Star Dreamer」を歌い上げ、間奏中のセリフパートでは涙声になるほど感極まる姿も見られました。
また、アンコールではウマ娘キャスト全員と共に「トレセン音頭」や「うまぴょい伝説」も披露し、完全復活を印象づけています。
以来、高野さんは徐々に声優活動を再開。
『お兄ちゃんはおしまい！』の緒山まひろ役をはじめ、様々な作品での声優活動を続けており、SNSでも積極的に情報発信を行うようになりました。
現在、うつ病や適応障害は大丈夫？
出典：アスミル大田原
2023年11月、高野麻里佳さんは適応障害に加えて「うつ病」も患っていることをSNSで告白しました。
この際、「うつ病は治る基準がありません。だからこそ、今、できることから少しずつ始めています」と前向きな言葉を述べています。
そして2024年元日には、「私が患っているうつ病は、心の病とよく言われますが、脳の一部が損傷しているため様々な不調が起こる病です。努力の成果もあり、昨年から驚くほど回復してきました」と症状が改善していることを報告しました。
確かに「うつ病」は心の病などと表現されることがありますね。
そして、まさに心の病と言われるような症状を呈しますが、ある栄養が足りなくなってうつ病を発症するというのは、よく聞きます。
例えば、ビタミンDやB1、B2、B6、B12、葉酸などのビタミン不足が、うつ病の発症や経過に悪い影響を及ぼすといわれているようです。
こうしたビタミンは野菜やきのこ類、レバーや肉、魚介類などの食材から摂れますよ。
今現在うつ病を患っている方は、ビタミン類を不足しないように摂ることで改善の兆しが見えるようになるかも？です。
さらに「今年は元気な姿と共に、皆さんに希望をお届けする一年になるよう努めます」と決意も表明し、ファンからは大きな応援の声が寄せられました。
現在の高野さんは、徐々にではありますが、声優としての活動を着実に再開しています。
特に「ウマ娘」での復帰は大きな注目を集め、ファンからは彼女の回復を喜ぶ声が多く上がっていらっしゃるようです。
ただ、完全復帰というわけではなく、自身の体調と相談しながら仕事を選んでいる様子がうかがえます。
2024年10月には「声優のお仕事にだいぶ復帰」と近況を語っており、無理をせず自分のペースで活動を続けている状況です。
しかし、2025年4月30日には新たな問題も発生しています。
高野さんの所属する青二プロダクションが「生命・身体に危害を加えるという極めて悪質な脅迫メール」が送付される事案があったと発表。
適応障害ってどんな症状？
適応障害は、特定のストレス要因に適応できず、心や体にさまざまな症状が現れる精神的な状態を指します。
例えば、職場の異動や人間関係のトラブル、進学や引っ越しなどが原因となることがあります。
この状態では、気分の落ち込み、不安感、集中力の低下、さらには身体的な症状（頭痛や胃痛、不眠など）が見られることがあると言います。
あなたの周りにもいませんか？
何でもないことにすぐ涙ぐんでしまったり、喜怒哀楽がとても激しい人。
うつ病にも当てはまる症状ですが、つまりは病んでしまうと心身がとても不安定な状態になるのですね。
適応障害の特徴は、ストレスになる原因がハッキリしていて、その原因が解消されると症状が改善することが多いそうです。
ただし、放置すると症状が悪化する可能性があるため、早めの対応が重要。
治療法は、休養や環境調整、カウンセリングなどが一般的のようです。
「生命・身体に危害を加える脅迫メールって？
出典：テレ朝news
高野麻里佳さんが所属する青二プロダクションに、「生命・身体に危害を加える」という非常に悪質な脅迫メールが送られる事件が発生しました。
この事態を受け、青二プロダクションは速やかに警察に被害届を提出し、捜査を依頼。
この脅迫の影響で、5月に予定されていた高野さん出演のイベントが延期または出演辞退となったのです。
「まりんか日和2」発売記念イベントは延期され、「音泉祭り2025×マチ★アソビ」のステージイベントへの出演は辞退されました。
青二プロダクションは、本人やファン、関係者の安全を最優先に考え、法的措置を含む断固たる対応を進めると表明。
このような事件が二度と起きないことを願うばかりです。
このような状況が彼女の回復の道のりに与える影響が懸念されますが、所属事務所としては警察や顧問弁護士と連携して対応を進めているとのことです。
声優事務所「青二プロダクション」の公式X（旧ツイッター）が30日に更新され、同社に所属する声優の高野麻里佳が悪質な脅迫メールを受けたことにより、イベントの開催延期と辞退を発表した。
Xでは「2025年4月2日、弊社に対し、高野麻里佳の生命・身体に危害を加えるという、極めて悪質な脅迫メールが送付される事案が発生いたしました」と報告。「弊社は、この事態を深刻に受け止め、速やかに所轄警察署に被害届を出すとともに、脅迫メールのログデータを提出し、捜査を依頼しました」と伝えた。
続けて「現在、高野は幸いにも皆様のご支援もあり、通常業務を継続できておりますが、多くの方々がご来場されるイベントにおきましては、本人のみならず、ファンの皆様や共演者の方々、関係スタッフの安全面にも重大なリスクが及ぶ可能性があると判断いたしました。このため、下記のイベントにつきましては、主催者様と協議の結果、【延期】または【出演辞退】とさせていただくことといたしました」と説明した。
出典：テレ朝▶news
【まとめ】
高野麻里佳さんは2022年の適応障害の公表から約2年以上が経過し、2023年に明かしたうつ病の症状も「驚くほど回復してきた」と前向きな報告をしています。
特に2024年2月の「ウマ娘」イベントでの復帰は、ファンにとっても彼女自身にとっても大きな節目となりました。
現在は無理せず自分のペースで声優活動を続け、SNSでも積極的に情報発信を行うなど、以前の姿を取り戻しつつあります。
適応障害やうつ病との向き合い方についても「今、できることから少しずつ始めています」と前向きな姿勢を示しており、多くのファンが彼女の回復を温かく見守っています。
最近の脅迫メール事案など新たな困難に直面することもありますが、所属事務所のサポートやファンの応援を力に、これからも自分らしいペースで活動を続けていくことでしょう。
高野さん自身も「私自身なってみなくてはわからなかった病気のこと。今もどこかで同じ思いを持つ人のためにも。世の中の理解が少しでも正しく深まっていったらいいな」と語るように、彼女の経験が同じ悩みを抱える人々の希望となることを願っています。
